
昨今のテレビでの話題は「桜」。
開花宣言から五分咲き、満開へと話が進んできています。
この話題が気になったのでしょうか、鳴子太夫が愛犬の「ジロー」を連れ立って近所の桜を見に出かけたようです。
残念ならが三分咲きで、唐津の桜は遅いようだと、ちょっぴり残念がっていました。
しかし世界の情勢を顧みると、桜を楽しめる平和があることに感謝するとともに、この平和があり続けることを祈るばかりだと。
ところで桜は年度替わりを告げてくれます。前年度の活動を振り返り、次年度の活動への糧とすべき時節です。
これを会員皆んなで話し合う
「定期総会」を4月26日(日)13時30分から「浜玉公民館で開催します。
会員の皆様には多くの参加をお願いし、私たちの活動が平和で潤いのある地域づくりに貢献できるよう話し合いましょう。
しかしその前に令和8年度の滑り出しとして、クルーズ船公演(4月6日・九品院)があります。
外国からのお客様に日本の伝統文化を楽しんでいただき、心豊かなひと時を過ごしていただきます。
「Wonders of Japan 2026 2nd Cruise」公演


日本独自の文化体験が世界的に注目されている中、伝統文化である私たちの人形浄瑠璃を、毎年、海外からのお客さんにご覧いただいています。
今回も多くの方にご来場いただき、文化が異なる方にお会いできることは、この瞬間を大切にしたいと思っています。
またロシアによるウクライナ侵攻やアメリカ、イスラエルのイラン攻撃が起こっている中、このような出会いがあるいことは、最高に幸せなことです。
この一期一会を大事にしながら演じさせていただきました。
公演では、鳴物(太鼓)を2人のお客さまにお願いすると、喜んでやって下さいました。
ニューヨーク公演でもご覧になっていらっしゃる方にお願いすると、喜んで出演してただき、ご覧になっている方々も喜んでいただき、会場が大変、盛り上がります。
演じる者とご覧いなっていらっしゃる方が一体となったひとときが、穏やかで居心地の良さを感じます。
今回も最後の演目は、三番叟の人形を遣って「上を向いて歩こう」を演じました。
通訳の方に、どんなことがあっても「上を向いて!」と伝えていただくと、フィナーレはお客さまの大歓声。
世界が不安定な時に、この場にいた全ての者がこのひと時をおおいに楽しめたことに感謝すると共に、この活動が大切なことだと感じた嬉しい一日になりました。
講演会の案内
「人形浄瑠璃が日本人の人格形成に果たした役割
―伝統的価値観の継承と邦楽教育の可能性―」
講師 勝岡ゆかり(東京通信大学特任研究員)

講師の勝岡ゆかり先生は、東京藝術大学大学院を卒業後、東京藝術大学大学院非常勤講師などを経て東京通信大学特任研究員として活躍されています。
このような経歴を経ながら、日本になぜ伝統芸能と言われる芸術や芸能が生まれ、なぜ必要だったのか、そして人の生活の中ではどのような意義や価値観を持っていたのかなどを研究されています。
この研究の中で、人形浄瑠璃をテーマにした研究論文を執筆されました。
この論文の取材のために、16年前、先生が竹本鳴子太夫に同行され、九州で活躍されている座を巡まれました。
そして、この研究論文が「人形浄瑠璃の意義と役割」として出版されました。
この本の中に、鳴子太夫についての記述があり、鳴子太夫は伝統文化の伝承に役立つことができたと、とても光栄に思っています。
また先生の人柄がとても謙虚で奥ゆかしく、素晴らしい人柄だったことに感銘を受け、伝統芸能を通じて素晴らしい出会いに恵まれたことに感謝しています。
そこでこの度、勝岡ゆかり先生の講演会が下記の要領で開催されますので、興味がある方は、是非、ご聴講ください。
日 時 : 令和8年3月28日(土)午後2時~4時
(受付開始午後1時40分·予約優先)
会 場 : ミューザ川崎 研修室 3(神奈川県川崎市幸区大宮町1310)
定 員 : 90名
参加費 : 1000円(資料代として任意)
※ 予約される方は、ココをクリックしてください。
※ 画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。
ミラノ・コルティナ 冬季オリンピック
&
「LiveS Beyond(ライブズビヨンド)」フォーラム

連日、ハイレベルな闘いが続いているオリンピック。日本選手の活躍に日本中の皆さんがその虜になっていらっしゃると思います。
選手の方々は一生分の力を尽くしても足りるものではないかと、思われるほどの感動を与えてくれています。
ところで先月末に、佐賀市で「LiveS Beyond(ライブズビヨンド)」フォーラムが開催されました。
このフォーラムに竹本鳴子太夫と面谷郁子が参加しました。
ライブズビヨンドは、佐賀県が新型コロナ下での文化活動を支援したのを契機に始まりました。
コロナ禍の収束後も、佐賀県が新たな文化シーンの創出を目指すために支援し続けられています。
フォーラムでは、ライブズビヨンドのお陰で「観客に満足いただく演出ができた」「観客に何を楽しんでもらえるかを考えた」などの発言。
文化活動を実践している方から、サポートのおかげで更なる高みを目指していく意気込みを感じたとのこと。
浄瑠璃保存会の活動である日本の伝統文化を伝承していくには、活動のレベルを高め、多くの方々に共感して頂くことが一番大切、そして心に響く文化活動が絶対。
そのためにはオリンピック選手の努力には及ばなくても、日頃の鍛錬が必要だと、選手たちの嬉し涙、悔し涙が教えてくれています。
そして私たちには多くの方が鑑賞してくれる舞台があり、演じることができることは有難いことです。


過日、運転免許証更新のために高齢者講習に行きました。
私は「優良」免許ですが、高齢者講習は一般の講習と違い自動車学校で受講します。
周りの方々の心配をよそに心許ない面持ちで、いざ講習会場へ向かいました。
講習はそれほど苦になりませんが、気がかりは視力検査です。
少しは自信があったのですが検査を受けると、検査機器の中の視力表が1つなのに2つ見えました。
検査官から「乱視かも知れないから、一度眼科に行くように」と言われました。
一緒に講習を受けた方にこの話をすると「私は、お月さまが5つ見える」と仰いました。
失礼ながらもちょっと可笑しかったのと、ホッとした気持ちから、少し笑ってしまいました。
帰りの道中、年寄りになると色々な体の不調が出てくるんだと思い直し、体に良い食事をしなければと…。
そこで夕食には、目に良いとされている「ビタミンA」を食べねばと人参主体の鍋を頂いています。
鍋の下には人参をいっぱい敷き詰めて、その上には、ここぞとばかりに豆乳、ちくわ、煮干し、そしてレモンとブロッコリー。
レモンは加熱するとまろやかになり、酸っぱさが消えて食べやすくなります。
これだけだと飽きるので、大量の人参の上に、卵、うどん、ちくわ、煮干し、
ミニトマト、という鍋もあります。
どちらの鍋も栄養が全部取れていると思っています。
物価高、どの食材を見ても安くて良かったと思うことはありませんが、工夫して考えることは楽しく、元気に食事の準備をしています。
また毎日、県内外に稽古に出向くことができるのは、亡き両親をはじめ、皆さま方のお陰があるからと感謝でいっぱいです。
問い合わせ先
唐津人形浄瑠璃保存会 事務局
〒847-0814 唐津市弓鷹町1396
牟 田 真 美
TEL 0955-74-0716
090-1929-1342(竹本鳴子太夫)
Since 2011. 唐津人形浄瑠璃保存会